2024年11月5日に前常務取締役である大西 裕司が、札幌オーナーズ株式会社の代表取締役社長に就任いたしました。また、前代表取締役社長である森 賢一は代表取締役会長に就任いたしました。
今回は代表取締役社長就任を記念して大西新社長へのインタビュー記事を書いていきます。
インタビュアー:この度は社長就任おめでとうございます。社長就任にあたって今後の札幌オーナーズの方針を教えてください。
大西社長:今後の方針ですが、特に従来の方針とは大きく変える予定ではありません。当たり前のことを当たり前に行い会社を継続していくことを考えてやっていこうと思っています。
インタビュアー:社長就任にあたって意気込みなどはありますか?
大西社長:特に意識はしていません。就任前に経営や指導者の在り方に関する本を読み、他の経営者の方に話を聞くなどして勉強しています。「社長に就く」という事自体が初めてですので、まずはやってみるくらいの心構えで臨もうと思います。
インタビュアー:会長から社長を継いでほしいという話はいつ頃打診されたのですか?
大西社長:8年~9年ぐらい前に会長から突然すすきのの手羽先屋さんにいくことになって、その時に社長を継ぐ気はあるかと問われました。私は独立志向はあったのですが、この場合の独立というのは会社で働いている社員、そしてその家族の生活も背負っての独立という事ですのでその場ですぐに即答はできませんでした。
インタビュアー:社長になりたいという事は前々から考えていたんですね。
大西社長:私が考えていた独立というのは自分一人で会社を立ち上げて自分だけで稼いでいくというイメージをもっていたので、既にある程度社員が働いている会社の社長を引き継ぐということは考えていませんでした。社員一人一人にも養う家族がいることを考慮すると、社長という立場がいかに責任重大なのかを認識させられたのです。
ただその時、会長は「社長というのは1人で背負い込むものではない。なんでも自分1人でやるということではなく仲間に協力してもらいながらやっていけばいいんだよ。」と伝えてくれました。結局、その日は答えを保留したまま2次会に行って帰宅しました。
インタビュアー:重大な決断なので、その場では承諾をしなかったのですね。
大西社長:はい。考えた末に決心がついた私は会長に「社長という立場」を引き継ぐ意思を伝えました。それ以降、社長を引き継ぐ具体的なタイミングは後ほど改めて伝えるということで時が経ち会社の32期を迎えました。
インタビュアー:社長引継ぎを打診された頃と比べると会社の規模が倍以上になりましたね。
大西社長:そうですね(笑)。ですが、会長も第一線を退くとはいえまだまだ現役でやっていくスタンスでおられますし、いきなり全てを背負う状況ではないため幾分か気が楽になりました。最初にも伝えましたが私が新社長に就任したからといって今まで札幌オーナーズが続けてきたことを変えるつもりはありません。書中にて代表取締役社長就任を通知させていただいた方もいると思いますが、改めてこの場を借りて引き続き札幌オーナーズをご愛顧くださいますようお願いいたします。